ゴルフのアプローチに欠かせないクラブがウェッジです。
ウェッジは比較的短い距離のショットに用いるゴルフクラブですよね。
ロフト (クラブフェースの傾斜) の大きいものから、ロブ (エル)、サンド 、ギャップ (アプローチ)、ピッチングウェッジの順で呼ばれています。
100ヤード以内のショートゲームで、ピンに寄せるスコアメイクで最も重要なクラブです。
上級者になると3本から4本のウェッジのゴルフクラブを入れている人が多いですね。
最近ではサンドウェッジ(SW)が中心となるクラブとなっています。
ウェッジの飛距離は個人差がありますが、ロフト角の1°で約2.5ヤード飛距離が変わります。
ウェッジの一般的なセッティングは52°と56°となっていますが、最近ではアイアンの強化により50°、54°、58°というケースでもOKでしょう。
ウェッジとロフト角の関係について紹介しましょう。
サンドウェッジ(SW)のロフト角は58°前後のウェッジがたくさん発売されていますね。
しかし個人差はありますが、ロフト角は56°くらいがいいのではないでしょうか。
ロフト角56°はフルショット、アプローチ(寄せ)にも使えますよ。
角溝仕上げのウェッジを選べばロフト角56°でもスピンは問題ありません。
一般的に、サンドウェッジとギャップウェッジのロフトの差は、4°から6°くらいに設定し(シャフトの長さは 35.0 - 35.5インチが標準)、飛距離は10から20ヤード違ってきます。
ウェッジの場合はロフト1°ごとに3ヤードから4ヤードは飛距離が変わってくると考えていいでしょう。
色んな状況で使いやすいウェッジは、ロフトが 56°から58°でバウンス角が 10°くらいのサンドウェッジがオススメですね。
最も一般的なロフトは56°ですが、58°のサンドウェッジが比較的よく使われています。
ウェッジ@ゴルフクラブ
ウェッジはメーカーによって呼び方が違います。
ウェッジのことをピッチングまたはイコライザー、アプローチまたはギャッピングまたはフェアウェイ、サンド、ロブの4種類が主流です。
その中でも歴史があり、どこのメーカーも昔から同じ呼び方のゴルフクラブのウェッジである『サンドウェッジ』について紹介します。
1600年代にゴルフクラブの歴史で初めてバンカー用クラブという名称が登場したのは『BONKEL CLUBBIS』です。
『BONKEL CLUBBIS』はロフトを多くつけた木製クラブヘッドだったと言われており、古いスコットランドの言葉です。
「RUT IRON」→「TRUCK IRON」が登場し、ロバートソンが考案、試作した『フライパン』のデザインを踏襲した、最大のフェース面積を誇るウェッジと進化します。フェースは凹面状になっており、わだちや窪みに入ったボールをスプーンのようにすくって脱出させようという発想から作られ、1920年代でも凹面フェースのバンカー用クラブが作られていました。
1962年にウォルター・ヘーゲン社がバンカー用クラブ『IRON MAN』を発売し、シャフトこそヒッコリーシャフトでしたが、全体的に軽くラウンドさせた幅3センチのソールは、砂をエクスプロージョンさせようという新しい画期的な発想でした。
1929年にはソール幅をさらに広くし、フェースを凹面にした『SAND ウェッジ』を発売し、ゴルフクラブのウェッジの元となるのです。
また、バンカー用のスーパークラブを考えたのはジーン・サラゼンであり、飛行機が上昇するときの尾翼についたフラップの動きをみて、ソールにバウンスを付けることを思いついたのは有名な話ですよね。
ジーン・サラゼンのアイデアを取り入れ、1933年にウィルソン社が『SARAZEN SAND IRON』というウェッジを発売しました。
サンドウェッジよりも軽量化され、バウンスがつけられたソールが砂を弾いて、ボールをバンカーから打ち出してくれる『SARAZEN SAND IRON』はプロゴルファーの中でも人気を集めたウェッジでした。
サンドウェッジは現在のウェッジの基本形と言えますね。
サンドウェッジ